240311-0424_Kathmandu, Nepal

カトマンズにやってきた。


ここの3月は東京と似て、暖かかったり、涼しかったり。ただずっとマイルドな気候だ。オフィスでもホテルでも、ほとんどの時間窓は開けっ放し。


毎度のことだが、カトマンズでの暮らしは単調だ。仕事に出かけ、帰ってジムに行き、メシを食って一日が終わる。

ブログに書くようなネタは無いのだが、こんな日常のなか、時おり目で追ってしまうのが鳥たちだ。

朝、迎えの車をカフェで待つ。


そこに良くスズメが来るのだが、日本のスズメと全然姿が違う。


トップがグレーで、頬の黒斑が無い。日本にも黒斑の無い“ニュウナイ”スズメという種類が居るが、それとも違う。


またカラスも違う。後頭部から肩にかけてグレーで、日本でいうコクマルガラスに似た色をしている。


ムクドリっぽいのも居るのだが、日本のとはやはり違う。


スマホで撮っているので望遠がツラいのだが、冠羽のあるこの鳥や、



この鳥⇩もよく見かけるのだが、俺は日本では見たことが無い。


先のスズメと一緒に居ることが多いから、姿はかなり違うがメスなのかもしれない。ポケット図鑑を買って調べてみたけど分からなかった。

国変わればスズメやカラスでも違う、というのが面白い。写真を撮っていると地元の人が不思議そうな顔をしている。彼らには珍しくも何ともないのだろう。

一方、丸っきり同じなのは鳩(ドバト)と、


トビかな。スコープで良く見たら違うのかもしれないけど。さすがに写真には撮れていないが、トビ以外のタカも見かける。


そうそう、街中でサルを見かけることも珍しくない。東南アジアも含め、ありがちな風景なのでこれまで写真を撮ってなかった。


土日はホテルに籠っていることが多いのだが、窓辺に鳥たちが遊びに来るのが楽しい。





定宿のこのホテル、鳥だけでなくヤモリもおった。東南アジアでよく聞くヤモリより控えめな鳴き声。


今回やることが色々あって、ひと月半は早々に過ぎた。せめて、と最後の週末は散歩へ。


遠くの丘に見える寺院に向かった。


犬がゴロゴロしているのはインドっぽい。


こーゆーのはチベットっぽい。


こーゆーパゴダはネパールでしか見たことないなあ。


高台から振り返るカトマンズ中心部はモヤモヤとして遠望できない。来てからずっとこんな感じで、山に登る気もしなかった。


お供え物を漁る犬と猿。仲が悪いのは日本だけなのか?


そういや4月になって、陽が伸び、暑い日が増え、いつの間にかツバメが来ていた。



さて帰国したらすぐ連休だ。


240303Sun_高取山&仏果山

圏央道が繋がって以来、表丹沢がぐっと身近に。

まだヒルの出ないこの時期、高取山と仏果山へ。高取山は、もともとは鷹取山だったという説もあり、鷹狩用のタカを取っていたのだろうか、などと思う。

ま、タカなんて簡単に見られるもんじゃなかろう。

歩いていると、玉ねぎ状の枕状溶岩みっけ。海中でできた岩石だ。よく見るといっぱいある。


高取山の頂上には展望台があり、登ると見事な景色。


スカイツリーはもちろん、東京タワーや房総半島も見えた。


続いて行った仏果山にも同様に展望台があり、こちらからは江の島も見えた。大島・三原山も見えるはずだが、この日は暖かく、やや霞がかって見えなかった。

などと展望台で1時間くらいぐずぐずしてしまった。

下山中、優雅にソアリングしているタカを発見。期待していなかったのですっかり忘れていた。スコープで良く見てみるとクマタカの若鳥だった。飛翔している姿が美しい。


ちなみにこの前日、光が丘公園でオオタカ↓も見てて、なかなかタカタカな週末だった。


240224Sat_南伊豆ライド

伊豆で久々にチャリに跨った。


河津を起点に東海岸から出発、蛇石峠を経て、西岸の松崎港へ。



バサラ峠経由で戻る77kmのコースをのんびり5時間半かけて周回した。


ケツ痛~(>。<*)

240122-_0221_Yangon, Myanmar

今年一発目の出張は、ミャンマー。フライトはTG。


コロナやクーデターなんかで中断していたが、4年ぶり5回目のヤンゴンへ。

ミャンマーに関しては最初に来た頃、ビルマの竪琴を使った以前の説明でちょっと語った感があるので割愛する。

さて、最初に2015年、俺が関わったプロジェクトでは最長の9年間。


ようやく、ほぼ完工。

軍のクーデターで、どうなったかと心配していた街の様子は一見変わっていなかな?


乾季のカラッとした空の下、人々は相変わらず力強く生きている。



と、最初思っていたが、まあまあ変わっていることに気付いた。

以前と同じ、日本戦でも使うサッカースタジアム近くにホテルを取ったのだが、値段が何だか高い気がする。


デフレ日本からは、どんな国に行ってもインフレは当たり前なのでしばらく気付かなかった。が、ローカルスタッフに指摘されたところ確かに、クーデターの影響でインフレ率は少々常軌を逸しているらしい。


確かに、ホテル代を払うときもレンガ一個分くらいの札束で払った。

そして、ミャンマービールと屋台で楽しかったあの文化が(まだどっかにはあるんだろうけど)少なくとも、俺の行動範囲からは消えた。そして未だに軍による夜間外出禁止令がある。

Myanmar Beer から Tigar へ

飲み歩けなくなった2024年の Yangon、俺はホテルのルーフトップで週末を過ごしている。






多分、日本人に百回話しても分からない理不尽がここにある。いや、世界中にある、んだろう